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経営理念の策定 ~経営計画立案の前に~
企業は何のために存在しているのでしょうか?企業の目的とは…?企業の目的には2面性があります。
- (1) 利益を上げること(儲けること)
- (2) 社会的使命(ミッション)を実現すること
経営理念とはこのうち"(2)社会的使命を実現すること"即ち
"経営者が自分の企業(活動)を通して世の中に貢献したいこと"
を文章として表したものです。
さて、経営者の皆様、ご自分が会社を立ち上げたときの気持ちを思い出してみてください。そこには「儲けるぞ」という気持ちと、もう一つ「私は~がしたい」という気持ちがあったのではないでしょうか?また、これから経営者になろうとする皆様にとってはこの気持ちがより具体的に存在しているものと考えます。その「~がしたい」という強い意志(希望)を経営理念という文章に置き換えるのです(もちろん、社会的に有益であるという前提条件はつきますが)。
いくつかの事例を挙げてみましょう。
- (1) デジタルカメラ販売で地域一番店をめざす。(カメラ販売)
- (2) 1人でも多くのお客様に、あらゆる出会いと、ふれあいの場と、安らぎの空間を提供しよう(居酒屋チェーン)
- (3) 世の中に安心と安全を提供しお客様に喜んでいただく(消防設備施工業)
経営理念は企業の原点であり「扇の要」でもあります。また、経営理念は経営戦略や経営計画の前提となるため、それらに大きな影響を及ぼすことになります。さらに、経営理念が魅力的であればある程、経営者や従業員の精神的な支柱となり、その考え方や行動方針にも一つの方向性を与え、それぞれの結びつきを強くしていくことになります。
即ち、経営理念とは、21世紀を生き抜く企業にとって基本であり、なくてはならないものなのです。
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